メタボリックシンドローム予備軍の方に


〜脂質異常(高脂血症)編

【参考】メタボリックシンドローム予備軍の方に

〜脂質異常(高脂血症)編


メタボリックシンドロームについての詳細は別途、

「【参考】メタボリックシンドロームとは。〜なぜ今、サプリメント・健康食品が注目されるか(1)」

もご参照いただけると幸いだが、ここでも簡単に述べると、

内臓脂肪肥満(腹囲が男性85センチ以上、女性90センチ以上。ウエストサイズは目安。

男女ともに内臓脂肪面積が100センチ平方メートル以上に相当に該当)に加えて、脂質異常(高脂血症)、高血糖、高血圧の3項目のうち、2項目以上に該当すると

「メタボリックシンドローム」、

1項目に該当すると「メタボリックシンドローム予備軍」と診断される。

ここでは、特に脂質異常(高脂血症)の予防や改善についてとりあげる。


脂質異常とはなにか。

簡単にいえば、中性脂肪が150mg/dl以上か、HDL(善玉)コレステロールが40mg/dl未満であること。


高血圧と同様、脂質異常も自覚症状がほとんどないため、気づかないうちにコレステロール値の値が高くなっている場合が多い。

しかし、ほおっておくと動脈硬化から狭心症、心筋梗塞、脳梗塞など、生死にかかわる疾患を引き起こす。

日本人の理想的な総コレステロール値は150〜180mg/dlとされており、この範囲を超えている場合は、生活習慣や食生活の見直しなどで改善をはかること。


脂質異常には総コレステロール値が高いタイプ、中性脂肪値が高いタイプ、これらの両方が高いタイプ、HDL(善玉)コレステロール値が低下しているタイプなどあるが、どのタイプにも共通して言えるのは、長年の食べ過ぎや不摂生、運動不足など、生活習慣が原因である場合がほとんど。


まずすべての脂質異常に共通する基本的な予防は、エネルギー過多に気をつけることである。

エネルギー過多の状態が続くと、食事から吸収されるコレステロールとの相乗効果によって、肝臓でのコレステロール合成が促進。

中性脂肪も増加し、善玉コレステロールが低下する。

標準体重を目指したエネルギーコントロールは、総コレステロール値と中性脂肪値の増加を抑え、HDLコレステロール値を維持、増加させるためには不可欠なのである。


また、喫煙習慣も大敵。

煙草にふくまれるニコチンやタールなどの有害物質が血管を収縮させたり、血管そのものを傷めたり、血液を固まりやすくするだけでなく、LDL(悪玉)コレステロールを酸化させて、動脈硬化を引き起こしやすくする。

また、アルコールの摂りすぎも中性脂肪の合成を促すので、

禁煙と節酒、そして腹八分のバランスのとれた食事は、脂質異常予防・改善においての三本柱といえるだろう。


コレステロールや中性脂肪をさげる食品としては、

さばやさんまといった青背の魚(EPA、DHAの項を別途参照)、

豆腐などの大豆製品、野菜や海藻類(水溶性食物繊維の項別途参照)などがあげられるので、これらの食品を積極的に摂っていきたい。

また、サプリメントとしては霊芝(レイシ)、ホスファチジルコリン(大豆レシチン)、紅麹、セサミン、スピルリナ、キトサン、などがあげられる。

特にコレステロールの上昇を抑える成分として、特定保健用食品では(トクホ)では、食物繊維や大豆たんぱく質などが認定されている。

これらの成分は腸の中でコレステロールや胆汁酸を吸着して、血液中に吸収されることを防いだり、体外へ排泄する働きがある。


そして、運動。

運動にはHDL(善玉)コレステロールを増加させる作用がある。

詳細は

「【参考】メタボリックシンドロームとは。

〜気軽に運動習慣を取り入れてメタボ改善!(3)」

をご参考いただきたいが、

無理のない運動を毎日の生活の中に取り入れることも重要だ。

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