菊イモ
改善が期待される効能・効果(個人差あり)
糖尿病予防,便秘,肥満
菊イモ
菊イモは北アメリカ原産のキク科の多年草で、名前と違いイモ科ではないが、秋に根の先端にイモのような塊ができるため、この名がついた。
菊イモにはイヌリンという果糖がつながった多糖類が含まれており、このイヌリンは体内に入っても吸収されにくい。
通常、ブドウ糖に分解されるでんぷんは小腸で吸収され、
血液中のブドウ糖の濃度があがり、膵臓からインスリンが分泌される。
血糖の高い食事をするとインスリンもその分、分泌される。
インスリンにはブドウ糖を脂肪として蓄える働きもあるため、
ブドウ糖がたくさん摂取すると肥満を招く恐れがあるうえ、
インスリンの過剰摂取が続くと、インスリン自体の働きが弱まってしまうため、糖尿病につながる可能性がある。
イヌリンが肥満予防や糖尿病予防に効果的なのは小腸で吸収されないため、血糖値もあがらない。
そのため、インスリンの分泌もなされないため、先に述べたようなしくみから肥満や糖尿病の予防効果が期待されるのである。
さらにイヌリンが一部分解されて生じるオリゴフルクトースが、腸内でビフィズス菌などの善玉菌のエサになるため、腸内環境を整える。
それにより便秘や軟便の改善効果も期待できる。
イヌリンは水に溶ける性質があるため(水溶性)、長時間水にさらすような調理方法は避ける。
また酢やお酒で変質するため、これらを使うような調理法も避ける方が無難だろう。
ただし、菊イモそのものがあまり出回っていないのが現状なので、手軽に摂取するには錠剤やサプリメントが一般的となるだろう。
すでに糖尿病の治療や血糖のコントロールをされている方は
必ず医師と相談のうえ、摂取すること。

